こんにちは、さくらです。
今回は、名古屋市昭和区にあるビルの1階にお店を構える「駄菓子屋たくたく」さんに行ってまいりました!
開店時間より少し早く着き、近くで待機していると、間もなくしてお店の外に「営業中」ののぼりが立ち、開店の合図。
さぁ、行ってみよう♪
名古屋の駄菓子屋たくたくーはじまりは、息子さんのためー
さっそく店内に入ってみたところ、店頭に立っていらしたのが店主の「たく」さん。
そう、「お店の名前=店主さんのお名前」だったのですね~!
オープンして7年目に入るという店内は、昔ながらの駄菓子屋さんの雰囲気もありつつ、とにかく明るい!今まで行った駄菓子屋さんの中で、一番明るい!
そのわけは後ほどご紹介するとして、まずはお店を開くきっかけのお話。
本業が別にあるため、店主「たく」さんのお写真はNGとのことでしたが、若々しさと爽やかさをあわせ持つ、おしゃれなイケメン店主さんです!中学生のお子さんがいらっしゃるのですが、とてもそうは見えませんでした!
前回取材させていただいた「もりたこ」の小林さんといい、今回の「たく」さんといい、若い世代の店主さんが活躍されているのは嬉しい限りですね♪
駄菓子屋は趣味でやっているという「たく」さん。
なぜ立派なご職業がありながら駄菓子屋を??
そのルーツは、息子さんにありました。
息子さんが幼稚園に入るころ、近所のお友達と集まって駄菓子を食べられるような場所を作るためにと始めたお店で、オープン当初は営業日も週2日程度と、こじんまりしていたそうです。
しかし、お店の周りには4つの小学校の学区が広がり、さらには中学校や大学もあり、駄菓子屋を営むにはこの上ない好立地。
7年の月日が流れる間にどんどんお客さんが増えていき、いまでは開店直後から大混雑となるほどの盛況ぶり!
オープン当時から、おもちゃなども合わせて700種類ほどの取り扱いがあったという品揃えも、今ではもう把握しきれないほどの規模になりました!
当時は幼稚園生だった息子さんも今年の春から中学生になり、忙しいお店をせっせと手伝う好青年に成長されています!!
(私の息子たちも、こんな立派な中学生になってくれたらいいんだけどな~~~)
名古屋の駄菓子屋たくたくこだわりの手作り陳列棚!
さて、私がお店に入ってまず感じた、とにかく明るい印象。
それは、店長「たく」さんによって巧みに計算しつくされた、手作りの陳列棚にありました!
DIYをされる方はお気づきかもしれませんが…
見よ、この美しいディアウォールたちを!
そして各棚を明るく照らす、LED電球たちを!
「駄菓子屋=暗い雰囲気」というイメージを取っ払うべく、LED電球などを使ってお店の明るさを重視されたそうです!
さらに、棚の高さは子どもがお菓子を手に取りやすいように低めに。通路はベビーカーでも通れるよう、広めに。
お会計の台も、お金を出しやすいよう低めに作られています。
子どもたちを思って、「たく」さんが真心こめて手作りしたお店。
だからこそ、ただ整っているというだけではなく、ぬくもりも感じられる。
私がお店に入って感じた「昔ながらの駄菓子屋さんの雰囲気」というのは、その辺にあったのかな、と思いました。
不動の人気を誇る駄菓子
店内を回ってみると、明らかに数の減っている(つまり売れている)、定番駄菓子を発見しました!
みんな大好きキャベツ太郎!
袋を開けたら最後、この絶妙な大きさ加減にもやられ、一気に最後まで食べちゃいますよね!
店内のお客さんたちも次々と手にとり、あっという間に残りわずかな状態に!
でも大丈夫、在庫として大量にパック詰めされたキャベツ太郎が再び売り場に補充されました♪
お店に来るのは小学生がメインかと思いきや、周辺の大学に通う学生さんも多いんだとか。
そんな大学生に大人気なのがコチラ!
サワーペーパー、知ってますか!?
「たく」さんのお話では、箱で買いたいという学生さんもいるとのこと!
人気のわけが気になるので、買ってみました♪
さっそく食べてみたところ、食感はちょっと硬めなソフトキャンディといった感じ。
甘さと酸味のバランスが絶妙で、たしかに美味しい!
そして、ペーパーと名のつくとおり見た目は薄いけど、全部食べるとけっこうボリュームあり、小腹を満たすのにちょうどいい!
大学生からの人気も分かる気がします。
どこのメーカーさんのお菓子?と思って裏を見てみたところ…
なるほど!あの駄菓子の王様「うまい棒」を作っているメーカーさんでした!
さすが、人気の出る駄菓子を分かっていらっしゃる!!
子どもたちを優しく見守る「たく」さん
それにしても、開店と同時にお邪魔してから約1時間ほどの間、お客さんは途絶えることなく、20組ほどは来店されていました。
しかも、開店時間は決まっておらず、お客さん達はホームページやブログを見て、日時を確認して来店されるのです。
それは多くの学校に囲まれた住宅地の一角という好立地もさることながら、やっぱり何よりも店主「たく」さんのお人柄でしょう。
お会計で予算を少しオーバーしてしまった子に、「どれを戻そうか?」と一緒に計算してあげたり、お買い物を終えて帰る子どもたちの背中に向けて、
「ありがとう!気をつけて帰ってね~!」
と声をかける姿、まるでみんなのお父さんのようでした。
先ほどもご紹介したように、立派な本業がありながら子どもたちのために駄菓子屋を続ける「たく」さん。
その子ども達を想う心には、心から感銘を受けます!
近所の方でなくても、ぜひ訪れてみてほしい、心温まるお店「駄菓子屋たくたく」さん。
開店時間については、
ブログ→http://ameblo.jp/dagashiyatakutaku/
twitter→@d_takutaku
にて随時更新されていますので、来店前にご確認ください♪
ところで番外編。
ライター名を「さくら」として活動を始めた私ですが、これを見つけたら食べないわけにはいかない!
昔ながらの素朴な味。外側の甘さと内側のフワッと生地が何とも懐かしい♪
口いっぱいにほおばりながら、「さぁ次はどんなお店と駄菓子に出会えるかしら!?」と、さらなる期待に胸を膨らませるさくらでした♪
【駄菓子屋たくたく】
*住所:愛知県名古屋市昭和区伊勝町2-24 1F
*営業時間:不定(詳しくはブログ、twitterにて)
*連絡先:052-757-5356
*ホームページ:https://dagashiyatakutaku.jimdo.com/
子ども達への想いがひしひしと伝わるわ!
さくら
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