地域密着!親子に愛される駄菓子屋「加古商店」~名古屋市南区~

駄菓子屋ストーリー

今回お邪魔したのは、名古屋市南区にお店を構えて70年になる加古商店さん。

インターネットへの掲載に少し抵抗感を持ちながらも、親切な店主さんが取材を受けてくださいました。

ご協力いただきまして、本当にありがとうございます!!

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駄菓子屋・加古商店に嫁いでもうすぐ60年

昔ながらのスライド式ドアをガラガラッと開けると、昔遊びに行った祖母の家のような空間に駄菓子が並んでいました。

店内の様子

ご自宅兼駄菓子屋さんとして、ご夫婦で暮らしておられる加古商店さん、主にお店に立つのは今年80歳を迎えられたという、物腰柔らかでお上品なおばあちゃん。

昭和25年にご主人のお母様が始められたお店に昭和36年に嫁いでこられ、今は2代目としてお店を切り盛りされています。

嫁いでこられた昭和30年代は、駄菓子は「目方売り」の時代。

お店に置いていた「はかり」は、年に1度近くの小学校へ持って行き、「はかりの検査」というものを受けていたそうです。

はかりに検査が必要だったとは、今回初めて知りました!

その後昭和40年代に入ると徐々に個包装の駄菓子が主流になり、はかりを使うこともなくなっていきました。

プラスチック容器に入った駄菓子
中身は個包装になったけど、ポットが使われ続けているのは嬉しい!

「個包装になってからは衛生面も安心だし、味も良くなったと思うわよ」
「最近の駄菓子は美味しいから、ついつい摘んで口へ入れちゃうのよね」と、はにかみながら話してくださる。

おちゃめでとっても可愛らしいおばあちゃんです。

地域密着の駄菓子屋さん

お客さんは、ほとんどが近所の子どもとその親御さん。

お店に来れば誰だかすぐ分かるくらい、みんな顔見知りとのこと!

基本的に朝8時からお店は開けていますが、子どもたちが集まってくるのは学校が終わってからの15時~17時ごろ。

子どもだけで来るということはあまりなく、親御さんも一緒に来店されることが多いそうです。

さくらさん
さくら

2児の母である私、駄菓子屋さんなら子どもだけで行かせても安心っていう親心も分かります。

でも加古商店さんには、店主のおばあちゃんを中心に、とてもゆったりとした優しい時間が流れています。

忙しいお母さんでも一緒に足を運んで、子どもが夢中で駄菓子を選ぶ微笑ましい様子をそっと見守りたくなる、そんな癒しの空間。

おばあちゃんとお話をしながら、子育てのアドバイスをいただいたりするのも楽しそう。

きっと近所のお母さんたちも、そんな気持ちで通われてるんじゃないかな。

小さな丸いお菓子
大人も子どもも大好きモロッコヨーグル、お店に入るとすぐ目の前に!
紐状のお菓子
惜しまれながらも生産終了となってしまったひもQ、まだありますよ!

それから、お隣には銭湯があり、お風呂でさっぱりした後に駄菓子を買って帰るという方も多いそうですよ!

さくらさん
さくら

なんて素敵なコース!!ご近所の皆さん、羨ましい限りです。

青い箱のお菓子
私だったら、銭湯で牛乳を飲んでからの、ソーダ味サワーシガレットかな~!

冬はチョコレートの季節

店内のラインナップを見させていただくと、夏と比べて今の時期は種類が豊富とのこと。

エアコンを設置していないので、夏場は置ける商品がかなり限られるそうです。

冬になったこの時期は、チョコレートをたくさん仕入れて店内も賑やか。

子どもたちも、待ってましたとばかりにたくさん買っていくそう。

チョコ菓子
金のチョコレート菓子
ハズレなしの金券が嬉しい、こちらも大人気!

チョコレート大好きな私も、今回はチョコにしぼってたくさん買わせていただきました!

たくさんのチョコレート
大好きなチョコがたくさん。幸せ~!
数字と文字が書かれた紙
ゴールドチョコレートで20円券GET!10円のサッカーボールチョコ2ついただきました!

それから季節を問わず常に人気だと紹介していただいたのが、コチラ!

プラスチックの箱に入った駄菓子
網焼きするめ!80円也。
お隣は「日本のガム」という名の、するめの足!
イカの干物
どどーん!

網焼きするめ、なかなかのインパクトです。

子供のころはあまり駄菓子屋さんに通った思い出がなく、大人になってから駄菓子を開拓している私にとって、このサイズ感の丸ごとするめは初めましてでした。

これを、大人が懐かしさから買っていくのは分かるのですが、子どもたちに大人気だというからまた驚き。

取材に行った前日にも、これを10本買っていった子がいたとか。

さくらさん
さくら

あごの発達にも良いし、こういうのをおやつにしてくれるといいですよね~

なんて言いつつ、ためしに私も買って食べてみたら…

まぁ~あごが痛い!!全部食べ終わるまでに、噛み疲れて何度も休憩しちゃいました。

あぁ情けない…今どきの子供のあごを心配する前に、自分もしっかり弱っていることを痛感したのでした(泣)

癒し系おばあちゃん、いつまでもお元気で!!

以前はクリーニング店も併設していたそうですが、お体の不調などもあり、8年前からは負担の少ない駄菓子屋のみで続けているという加古商店さん。

私が伺ったときもそうでしたが、営業時間中でも常に店頭に立っているわけではなく、お客さんが来たと分かると奥の部屋から店頭に出てこられます。

入り口のドアに鍵がかかっていなければ、営業している合図だそうです!

これもまた、地域密着のお店ならではのスタイルですね。

仕入れは問屋さんには行かず、電話して商品を持ってきてもらっているそうで、とにかく体に負担のかからないようにお店を続けていらっしゃいます。

でも、背すじもピンと伸びていて、きびきびと店内を歩くお姿、とても80歳には見えませんでした!

あと5年くらいは今のまま続けられたらいいかな~」とおっしゃっていましたが、まだまだ!

この地域でも昔は数件の駄菓子屋さんがあったそうですが、今では加古商店さんのみ。

地域の親子は、この優しくて可愛らしい、癒し系のおばあちゃんにお店で会うのを楽しみにしていることでしょう。

いつまでもお元気で、少しでも長くお店を続けてくれたらと願ってやみません。

【基本情報】
加古商店
*所在地:名古屋市南区
*営業時間:8:00~18:30
*定休日:日曜日

素敵な店主さんね!

いつまでもお元気でいてほしい!

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さくら

さくら

名古屋市在住、2人の男の子の母親です。 昔はピアノとテニスが趣味でしたが今はどちらも影をひそめ、次男の幼稚園入園とともに駄菓子ライターとして活動を始めました! 生クリームとチョコレートをこよなく愛する、かなりの甘党です。
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