西葛西の何でも屋!駄菓子屋・トミーショップ 

駄菓子屋ストーリー

駄菓子屋?タバコ屋?宝くじ?~魅惑の三刀流~

びゅうびゅう木枯らし吹きすさぶ中、行ってきました西葛西!

トミーショップと書かれた白い看板

こちら!ひさしに、味のある看板。

立ち並ぶたばこの自動販売機

お店に入ると、左手棚にはタバコがずら~~~り。

綺麗に並べられたたばこ

英語が書かれた様々な色をしたたばこ

中央には宝くじがデデンと構え、

並べられた宝くじの用紙

右手に広がる贅沢な駄菓子スペース。

広い駄菓子のスペースで駄菓子を選ぶ二人の子ども

そう、こちらのお店、トミーショップは

タバコ屋 兼 宝くじ屋 兼 駄菓子屋! という

魅惑の三刀流をもって、西葛西住民の大人から子どもまで

幅広い年齢層のお客様から愛されているお店なんである。

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西葛西の駄菓子屋「トミーショップ」が「トミショ」になるまで

カタカナが大きく書かれた看板

店名の由来はご主人のお名前「トミタさん」から。

ウン、すっきりサッパリわかりやすくて最高!

地元では「トミショ」なんて呼ばれて親しまれているそうな。

 

そんなトミショも、もうじき45周年

 

サラリーマン時代、なにか定年後も続けられることをしたいと始めたのが、

クリーニング屋と駄菓子屋を併設したトミーショップ。

 

昼間はお母さんがクリーニング店を切り盛りしながらお店を守り

お父さんが仕事帰りに片手で仕入れて持ち帰れるもの、ということで駄菓子を選んだのだとか。

お店のレジの前に立つ男性

今はもうお店に駄菓子を配達してくれるようになったけれど、かつてはすべてお父さんが問屋さんで吟味して、せっせと持ってきていたそうな。

しかし、こちらのお父さん、なかなか商売上手らしく…

自販機が並んだお店を眺める男性

大開発に伴い店の前が大通りになることや、角地にあることなど、

ちゃーんと調べて、ここでお店をやろうと決めたのだとか。頭脳派で頼りになるお父さん。

(※お店の看板もお父さんお手製。なんでもできる。)

 

その後平成になってタバコ屋さんを始めて、8年前にクリーニング屋さんを閉め、

ここ10年くらいの間で宝くじをやるように…

お店の中で仕事をする女性

少しずつ形を変えながら、その時々でできる範囲のことを丁寧に、

お母さんと二人三脚でお店を守ってきました。

 

西葛西にて駄菓子界のサラブレッド

商売上手で頭脳派なお父様と、長くお客様に愛される人当たりのよい和み系のお母様。

そんなおふたりの中継ぎ役にしてそれぞれの長所を受け継ぎ、

幼い頃より駄菓子に親しみまくってきた、いわば駄菓子界のサラブレッド!

頼もしい跡取り息子さん。

お店の中で佇む眼鏡をかけた男性

息子さん曰く

「よく、駄菓子屋に来て『懐かしい〜』と皆さん言うのだけれど、

僕の場合物心つく頃から常にリアルタイムでやっているから

駄菓子を見て懐かしいと思ったことがないんです。」

 

…ハイすごいのきましタ( ˙-˙ )

 

これはサラブレッドでないと出てこないセリフです。

彼にとって、駄菓子は常に、リアルタイム。

駄菓子屋は“懐かしさを楽しむもの”だという、ひとつの固定概念をぶち壊しにきてくれました。

 

そうです。

私たちはその“懐かしさ”から“駄菓子”をつい過去の産物だと思いがちですが、

駄菓子というジャンルは今なお進化を続けているのです。

 

ロングセラー商品はもとより、平成になって出てきた駄菓子も多く、

駄菓子と駄菓子屋は、時代や暮らしの変化に柔軟に対応しながら、

今なお人々の生活につながっています。

 

リアルタイムボーイとオススメの一品 

大抵の駄菓子をリアルタイムで目にしてきて、

よもや懐かしさを感じぬという驚愕リアルタイムボーイの息子さんですが、

そんな息子さんが最近久しぶりに「懐かしい!」と思ったという商品がコチラ!

女性のイラストが描かれたピンク色の石鹸

紙せっけん54円!(水玉の入れ物も中に入ってるうすいピンク色の石鹸もすんごい可愛い)

 

こちら、かのリアルタイムボーイをも思わず懐かしの気持ちにさせてしまう、

愛らしくレトロな佇まいが魅力でございます。

 

ちっちゃいポーチに忍ばせて、いざという時にサっと出したらモテるよね。ハイ購入( ˙-˙ )/

駄菓子自販機発見!

冒頭の写真ではいまいち写しきれなかったのだけど、

トミーショップは店先の自販機の多さにもテンションが上がる。
※ざっと10台くらいはあったと思う。

豊富なタバコや飲み物自販機に混ざってこんな変わり種を発見…!

駄菓子が販売されている自動販売機

なんと駄菓子自販機である。

しかし、ココアシガレットというチョイスがまたニクいね。

 

「ちょっ!おま、なに勝手に人のタバコ吸ってんだおい!

…ってココアシガレットかーーーーい!」

 

という愉快な会話が楽しめます。

この駄菓子自販機も、ひとつひとつをこうして小さな箱に詰めて

箱に入った駄菓子を持つ男性の手

こんな感じに装着&スタンバイ。

それぞれの駄菓子が自動販売機に装てんされる様子

おお~~~~★

 

手間はかかるし、消費税はとれないけれど、

店が休みの日にも子どもたちが駄菓子を買えるようにと、続けているんだって。

 

しかし同じ商品でも「ただ自販機から出てくる」というそれだけで楽しいのって、アレなんで???

 

“駄菓子屋”の今

値札と共に並べられた数々の駄菓子

駄菓子屋さんが減っている根本的な理由として、需要が減ってきたというより、

生活の糧として考えた時、どうしても商売として成り立ちにくいという部分が、

どちらかといえば切実な問題なのではないかしら。

 

こうして取材を始める前は

駄菓子屋さんって儲けは少なそうだし、

どちらかといえば老後の道楽としてやっているお店が多いのかしらと思っていたけれど、

ところがどっこいどうやらそんな甘いものではないらしい。

 

少子化や消費税額引き上げ云々のあおりを受けながら、

それでもなんとか頑張って続けているという駄菓子屋さんがほとんど。

 

駄菓子への思い入れやスタートの動機は様々でも、

単価が安い分、儲けようと思って選ぶ商売でないことは百も承知で、

それでも売っている商品以上に、その“場所”に価値があることをわかっていて

守っていくことを大切に考えている。

 

そんなお店を、これからもずっと応援していきたい。

赤い箱に入った商品とはさみ

 

基本情報

*住所:〒134-0081 東京都江戸川区北葛西5丁目29−8

*営業時間:9:00~19:00

*定休日:日曜日

*連絡先:03-3687-6010

*twitter:@tommyshop1974

動画もぜひ

西葛西の何でも屋!駄菓子屋・トミーショップ
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手塚 みつ子

手塚 みつ子

北海道出身、AB型。 好きな駄菓子は「どらチョコ」。 中学時代「ポテトスナック」との衝撃的出会いから一時しょっぱい系駄菓子に傾倒するも、二十歳を過ぎて再び「どらチョコ」路線に落ち着く。 特技は竹馬。なかなか披露の場がなく残念に思っている。
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