こんにちは、こんにちは、つくり子と駄菓子ボーイです。
春休みに家族でふらっとお出かけした、愛知県犬山市の「桃太郎神社」。
そこで立ち寄ったお土産屋さんに、駄菓子のきびだんごを発見!
思わず飛び込みで取材させてもらえませんか〜とお声がけしたところ、
2代目の店主がやさしく「いいよ〜」と答えてくれました♪
こどもの守り神「桃太郎神社」はオススメB級スポット!
<桃太郎神社のご利益>
子授かり・安産・こどもの発育・災除け・長寿・・・・など
駄菓子ボーイくんの健やかな成長を願い訪れた「桃太郎神社」。
いろんなWEBサイトでは、犬山市のB級スポット!と謳われていますが、否めない。いや、逆にそのB級感がとても良い!!
おごそかな場所であるはずの神社に、キャッキャと足を踏み入れる子ども達を見ていると、さすがこどもの守り神が祀られているだけあるなぁ〜と感心したほど。
誰もが知るあの昔話「桃太郎」のその後を体感でき、大人もちょっとワクワクせずにはいられない。
あと…「こらこら走らない!」「大声出さないで!」という注意をイチイチ子どもに言わずに参拝できる神社なんてそうないよね!?それだけで親にとってはありがたい、さすが桃太郎神社!なんて不謹慎ながら、正直な気持ち。笑
なぜ愛知県犬山市で桃太郎を全面に推している神社なのか?桃太郎伝説は岡山県じゃないの?など、疑問に思った方はぜひ詳細を下記サイトよりチェックしてみてください!
御鎮座は昭和5年。桃太郎神社の位置する愛知県犬山市の木曽川沿岸に桃太郎誕生地伝説があり、鬼退治をした桃太郎は桃の実から現れた大神実命であると伝えられ、御祭神となっています。
犬山観光情報WEBサイトより
https://inuyama.gr.jp/momotaro-s.html
80年続く土産店「栄屋」は今も昔も子どもに人気
そして、桃太郎神社への参拝客が、必ずといっていいほど立ち寄るのが、創業80年になる老舗の土産店「栄屋」。
駄菓子ボーイくんも、お店の右側に見えるカラフルなおもちゃコーナーに、自然と吸い寄せられるように入っていきます。
お店入り口にあったのは、「くじ引きコーナー」でした!
なんと、ほとんどが1回100円という良心的なお値段。
いわゆる、神社へお参りに来た子供が親へおねだりしやすい価格設定ってやつ。
さっそく、お店に入ってみると・・・
おじいちゃんやおばあちゃんと、七五三や初詣などにお参りに来た時…
「これほしい〜」
「しかたないね〜大きくなったから買っちゃろ〜」
と、おねだりしやすい大物系のオモチャ!
そして、昔の駄菓子屋には必要不可欠だった元祖駄菓子「かるめ焼」もありました!
正直、私は「かるめ焼」を食べたことがないので、一緒に行った私の母で駄菓子ボーイくんのおばあちゃんに、昔の”かるめ焼”はどんなのだった?と聞くと…
「歯にネチャネチャくっついて、甘ったる〜いお菓子やで」と、全く魅力的じゃないワードチョイスで答えられました。
いつか、本場「かるめ焼」が食べられる駄菓子屋へ行きたいです。
そうこうしていると「あ!駄菓子があったよ〜」と駄菓子ボーイくんがみつけたのは…
太郎伝説には、なくてはならないあの銘菓!
1つ食べると十人力、2つ食べると百人力、3つ食べると千人力と言われている、そう「きびだんご」です!
「桃太郎神社に来たなら、これは絶対買うでしょ〜」と、今日は意外にも空気を読める駄菓子ボーイくん、きびだんごを持って早々にお会計へ。
やさしく迎えてくださったのは、80年の歴史ある「栄屋」の2代目今井順子さん。
きびだんごのお会計をしながらお店の歴史を伺うと、懐かしそうにお話をしてくれました。
「昔はね、隣に猿山があったりしてこの桃太郎神社も子どもでにぎわっていたけれど、猿山が引っ越して遊園地まで出来ちゃったから、今は全然ダメ。行事がある時は子どもでにぎわうけど。お店も、この先はどうなるでしょうね。」
と少し寂しそうながらも笑顔で話してくださった順子さん。
そんな順子さんが切り盛りするお店には、さまざまな種類のきびだんごも販売され、桃太郎に関するグッズや犬山市のお土産もあります。
いざ「きびだんご」を食べて鬼退治!
買ったきびだんごは2種類、ふつうの「きなこ味」と「黒みつ入り」。
調べてみると、販売元は名古屋市にある「ヤマヨ」という会社だそうですが、実はこのきびだんごの販売期間が「秋・冬限定」という!
意外にも幻の駄菓子をゲットしていたことにビックリ♪
駄菓子ボーイくんが持つとこんな大きさ。小粒で子供にも食べやすいサイズ感。
そして、食べてみると「おいしい!あんこが入ってる方がおいしい!」とのこと。あんこじゃなくて黒みつだよと訂正しつつ、4個あっというまにたべ終わったと思ったら…
服がきなこまみれ!
もう完全鬼退治どころじゃありません。笑
ぜひ、みなさま「きびだんご」を食べる際には、必ず先にお茶を用意して、よごれても良い服でご賞味いただき、鬼退治へ向かってください。
モンキーパークの奥にある桃太郎神社と「栄屋」へ!
桃太郎神社の近くには、遊園地「日本モンキーパーク」動物園「日本モンキーセンター」があり、東海地区のファミリー層には人気のスポット。
しかし、桃太郎神社はその奥にあるので、なかなか足を運んでくれる人が少ないと順子さんは言います。
子連れで、いや子連れじゃなくともせっかく犬山市に来たならば!少し足を伸ばして、
子どもの成長や子宝そして長寿を祈願しに、ぜひ桃太郎神社へ行ってほしい。
そして行った際には、取材に承諾していただいたものの
「インターネットはよくわからないから〜」
と、おっしゃっていた順子さんに、ぜひ「この記事見たよ!」とお伝えしてもらえたら嬉しいです。
【栄屋(桃太郎神社)】
*住所:愛知県犬山市大字栗栖字大平853
*営業時間:9時〜17
*定休日:不定休
*ホームページ:http://www.yha.gr.jp/momotaro/shop/sakaeya/index.html
駄菓子だけじゃなくてお土産もたくさんあって、楽しそうだわ。
つくり子
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