この日参ったのは神奈川県の辻堂。
先日茅ヶ崎のants coffeeさんを取材させていただいたばかりだが、この湘南エリアにもっと駄菓子屋さんがないか検索したところ、素敵なお店を発見。
今回取材をさせていただいたのは、神奈川県の辻堂にある「ミカモ」さん。
1982年の創業から、約40年間ご夫婦営まれてきた老舗の駄菓子屋さんだ。
ちょうど茅ヶ崎の実家に帰省するタイミングがあったので、お電話で取材のお願いをしたところ快く受けてくださった。
創業から40年、文具店からのスタート
創業は1982年、今年(2023年)で41年目だ。
お店の名前はお二人の名字からそのままとって「ミカモ」にされたとのこと。
もともとは文具店としてお店をスタート。
しかし、その後時代の流れとともにコンビニや100円ショップが人々にとって身近な存在となり、文具がどこでも手に入るようになってしまったことから、駄菓子の販売も始められたとのこと。
「今は文具より駄菓子のほうがメインですね。近くに小学校と中学校があるので、放課後の時間帯はたくさんの子供達が来ますよ。」
とミカモさんは語る。
これぞ老舗駄菓子屋の仕入れ力!掘り出し物が見つかる
どの駄菓子屋さんに入っても、置かれている駄菓子自体にはそれほど大きな差はない。
置かれている商品自体は同じだけれど、店主のお人柄や雰囲気、お店のスペースを最大限に活かしたレイアウトなど、随所随所に各お店の工夫が光っていて、それを見つけるのが駄菓子屋巡りの醍醐味であると個人的には思っている。
すみません。偉そうに語って。
ミカモさんも懐かしい古株の駄菓子から最近流行りのお菓子まで一通り置かれているのだが、他のお店ではあまり見られないレア駄菓子もちらほら。
地域を超えて愛されるミカモ
先述の通り、放課後の時間になると近隣小中学校の子どもたちが大勢駄菓子を求めて訪れてくる。
しかしそれだけでなく、最近でははるばる遠方から来るお客さんもいるのだとか。
ミカモさん
「ネットで調べて遠くから来てくださる方もいたり、ちょうどあなたみたいに取材したい言って訪れてくる方もいますよ。」
一方、昨今の駄菓子屋ならではの苦労も。
「仕入れ値はどんどん上がっているから、こちらとしても商品を値上げさざるを得ないこともありますね。子どもたちには申し訳ない気持ちもあるけれど、続けていくためだから。」
今回の取材も
「少しでもお店の宣伝になるならば」ということでお受けくださったとのこと。
この記事が少しでも多くの人に届き、ミカモさんに足を運ぶきっかけになれば幸いだ。
お店の前を通りがったら全員思わず吸い込まれる自信ある。
駄菓子屋「ミカモ」ギャラリー
最後に、今回撮影させていただいたミカモさんのお写真をコメント付きで掲載しておこう。
少しでも良いと思ったら、ぜひ足を運んでみてほしい。
ミカモさん、取材にご協力くださりありがとうございました!
【基本情報】 ■住所 〒251-0047 神奈川県藤沢市辻堂6丁目13-9 ■営業時間 |
今野 隆吾
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