こんにちは、つくり子と駄菓子ボーイです。
今回は、爬虫類のいる駄菓子屋さんがある!?という情報を手に入れ行ってきました!
が・・・動物園の爬虫類ゾーンでさえ苦手な私が、爬虫類を前にちゃんと取材できるのか!?
大丈夫か?
と、不安なまま、ドキドキしまくりだった取材の様子をどうぞ。
(※爬虫類苦手な人は閲覧ご注意ください!)
愛知県の駄菓子屋すーさんには本当に爬虫類がいるの!?なんでいるの〜!?
のどかな田園を通り抜けた路地に「駄菓子屋すーさん」を発見!ドキドキ。
お店の前では、子供たちがワイワイしていたので「こんにちは〜」と挨拶すると、
「ここから入れるよ〜」と玄関を開けてくれました。
オープンして2年目。看板がなければ、駄菓子屋とはわからない、普通の古民家。
玄関で靴をぬいで「おじゃましま〜す」と、お店へ入ります。
中に入ると、自然の光に照らされ、キレイに駄菓子が並んでいました。
ほぉ〜「どんどん焼」にキムチ味なんかあったんだ〜辛いのかな〜これは食べたいなぁ〜と手にとりながら写真をパシャパシャ撮っていると・・・
「こんにちは〜この子も写真撮る?」との声に振り向くと!!!!
そこには、オオトカゲを我が子のように抱っこした店主のすーさんが!
ドキドキを隠しきれずの私ですが、挨拶もそこそこに…カメラ越しに近づいてみました・・・
舌ペローーーーン!ペローーーーン!
うおぉぉぉーーーー!!!
ドキドキを隠しきれず、思わず声出しまくりの私でしたが、なんとか長い舌のぺろりん写真の撮影に成功!そう。こ、こ、こ、これが噂の爬虫類ですね!
「そうこのお店は、爬虫類が普通にいるから、それが普通すぎてお客さんも特別と思ってないんだよね〜!」
なんてニコニコ笑顔で話す店主のすーさん。
「はじまりはね、行き場を無くした爬虫類の保護をしたところからなんですよ。僕も前は爬虫類が大の苦手だったけど、保護する爬虫類がどんどん増えて、そうも言ってられなくなちゃって。今じゃみんなかわいいんですよ。」
すーさんはそう言うと、オオトカゲのとんとんをやさしく床に降ろしました。
(うわぁ!下に降ろした!)
走ってこないか?噛まないか?爪でひっかかれないか?大丈夫か〜〜〜!?
内心ドキドキの私をよそに・・・
オオトカゲのとんとんは、ゆっくり、のっそり、自分で歩いてお部屋へ帰っていきます。
あれ、、、かわいい動きじゃないか。なんか、かわいい?
私の爬虫類苦手意識が、だんだん急降下しているとすーさんが
奥の部屋にもまだまだ爬虫類がいるよ!ヘビもいるよ!」こっちおいで〜と。
ん!?ヘビ!!??ソレハムリカモシレナイ・・・
そう思いながら、奥の部屋へ。
トカゲ・カメ・ヘビ!爬虫類ルームは子供たちの癒し♪
駄菓子屋の奥にある爬虫類部屋には、トカゲ・カメ・ヘビの飼育箱がたくさん並んでいました。
・ケガをしたり、保護した爬虫類の話。
・水槽から器用に脱走をするカメちゃんの話。
・餌の虫にカルシウム粉をまぶして餌やりする話。
・ヘビの脱皮の仕方や抜け殻のコレクション。
などなど、すーさんの豆知識と一緒に、爬虫類たちを紹介してもらっていると…
なんだか自然と、爬虫類たちに慣れ、むしろ可愛さが増してきました!
それを伝えるとすーさんが…
「この店ね、爬虫類がいるのに、お客さんは女の子が多いんだよね〜!」
それにはびっくり!!
でも確かにこの日も、常連客の女の子がトカゲちゃんとたわむれていました。
「お店にはね、不登校になったり、ひきこもりになった子どもも時々来るんだけど、そんな子と一緒に爬虫類を通じて会話してたら、子どもたちがどんどん元気になるんだよね。人間より小さいこの爬虫類たちが、生きる力を与えてるのかな。」
そうすーさんがお話してくれました。
なるほど、爬虫類にはそんな未知なる力があるのか。
爬虫類が、苦手や怖いとか言っちゃって本当にゴメンナサイーーー!
すーさんオススメ!あの駄菓子を冷凍するとおいしい!
すっかり爬虫類ショップに遊びに来ていた気分でしたが…
大切なのは、駄菓子屋の取材!!
「そうだ!オススメの駄菓子があるんだよ〜これ食べたことある!?
と、すーさんに案内されたのは、冷凍庫!?その中には、ジュースと…
え!?蒲焼きさん!?
「冬はストーブの火で炙って焼いて食べてたけど、今から暑くなる時期は、冷凍した蒲焼きさん美味しいんだよ!!パリッてして食べてみて!」
そういうと、すーさんはおもむろに袋をあけてくれました!
一口食べてみると、パリッパリ!歯に刺さりそうなくらいパリッと食感!
普通に食べる蒲焼きさんよりも、味が濃く感じます、子どもにも人気だそうですが…これ
冷凍蒲焼きさんは、ビールに合う!!!!
また新しい駄菓子の食べ方を教えてもらえて感動です。
駄菓子屋すーさんを巣立っていく子どもたちへ
オープンしてまだ2年だというのに、すっかり地域に馴染みまくりの駄菓子屋さん。
近所の子どもたちの集合場所・食事の場所・勉強場所・お悩み相談場所…
そういう場所を作るのが夢だった、と話す店主すーさん。
すると、部屋の上に飾っている赤い看板が目にとまりました。
「これはね、小学校6年生の子達に書いてもらったんだよ。12歳の子たちの8年後、二十歳の自分に向けたメッセージ!」
この子たちが大きくなっても、二十歳になっても、またお店に戻ってきて
「すーさん久しぶり〜!」
なんて声かけてくれたら、そりゃもう嬉しいでしょ!
爬虫類もそうなんだけど、子供たちの小さな成長と大きな成長を見守るのが、僕の生きがいなんだよと話してくれるすーさんが、どことなくキラキラ輝いていました♪
最初は、爬虫類がいるなんてドキドキ!!と挑んだ取材でしたが
帰る頃には爬虫類のいる空間にすっかり慣れ、逆に爬虫類たちの動きがかわいくさえ思い、最後には子供たちを愛するすーさんの話に感動し、目がウルウル。
心やさしき店主すーさんと、癒し系爬虫類のいるお店「駄菓子屋すーさん」にぜひ訪れてみてください♪
基本情報
【駄菓子屋すーさん】
*住所:愛知県津島市宝町13
*営業時間:昼すぎ〜暗くなるまで(水曜定休日)
*すーさんのFacebook
可愛い爬虫類たち!すーさんの子ども達への想いも素敵だわ。
つくり子
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