【80年代邦楽】思い出に残る懐かしい曲10選

レトロコラム

大人になると、昔よく聴いた音楽をもう一度聴きたくなりませんか?

昔よく聴いた曲を久しぶりに聴くと、その当時の思い出がよみがえってきますよね。

私は、小学校入学前から小学校高学年だった1980年代にはやった曲を聴くと、昔の思い出がよみがえってきます。

そのころは洋楽はほとんど聴いていませんでした。

しかも私は男で、1980年代後半にはバンドブームが起こったため、男性歌手をよく聴いていました。

アサノヨウスケ
アサノヨウスケ

そこで、1980年代(昭和55年〜平成元年)に流行した、私の思い出の邦楽曲を10曲紹介します。

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懐かしい80年代の邦楽曲1:大迷惑(1989年)

はじめに紹介するのは、1989年(平成元年)4月に発売された楽曲『大迷惑』です。

歌・演奏は、ロックバンドのユニコーン(UNICORN)で、ユニコーンの1枚目のシングル曲。

1枚目のシングルといっても、ユニコーンはデビュー後にアルバム作品を中心に発売していたので、大迷惑はデビュー曲ではありません。

大迷惑は、サラリーマンの転勤をテーマにしたコミカルな歌詞と、テンポの速さとノリのよさが印象的な一曲。

カラオケでも盛り上がりました。

しかし、社会人となってあらためて聞いてみると、当時はコミカルな印象しかなかった歌詞の内容にとても共感してしまいます。

アサノヨウスケ
アサノヨウスケ

結婚してマイホームを建てたのに、遠方へ転勤って本当に地獄のような体験です。

懐かしい80年代の邦楽曲2:TRAIN-TRAIN(1988年)

次に紹介するのは1988年(昭和63年)に発売された『TRAIN-TRAIN(トレイン・トレイン)』。

1985年から1995年まで活動したザ・ブルーハーツ(THE BLUE HEARTS)の代表曲のひとつです。

テレビドラマ『はいすくーる落書』の主題歌に起用されていたこともあり、大ヒットとなりました。

前向きな歌詞とノリのよい楽曲なので、カラオケの定番曲に。

アサノヨウスケ
アサノヨウスケ

私は、今でも歌うことがあります。

TRAIN-TRAINをはじめ、ブルーハーツの楽曲はバンド解散後もCMやドラマ・映画などに起用されることもしばしば。

ブルーハーツの曲は、現在でも幅広い世代に人気があります。

懐かしい80年代の邦楽曲3:Runer(1988年)

Runner(ランナー)』は、1988年(昭和63年)に発売された爆風スランプの楽曲です。

爆風スランプを代表する曲で、青春をテーマとした歌詞なので当時の若い世代に人気がありました。

ノリのいい楽曲なのでカラオケでもよく人気に。

また、高校野球での吹奏楽での応援曲でもよく聞いた覚えがあります。

爆風スランプは1999年に活動を休止しましたが、Runnerは現在でもたまにCMなどで聞くことも。

私と同じ40代の人とカラオケに行くと、いまだにRunnerを歌う人を見かけるほど、息の長い人気曲です。

ちなみに青春をテーマにした歌詞は、本当はバンドを去ったメンバーへのメッセージだといわれています

懐かしい80年代の邦楽曲4:ガラスの十代(1987年)

2016年にSMAP(スマップ)が解散し、2020年には嵐が活動を休止。

しかし、1980年代後半に一世を風靡(ふうび)したジャニーズ事務所のアイドルといえば光GENJI(ひかるゲンジ)です。

いろいろなヒット曲を連発しましたが、1987年(昭和62年)に発売された『ガラスの十代』は、光GENJIの代表曲となりました。

光GENJIは、ローラースケートをはいてパフォーマンスをしながら歌うのが特徴的でした。

私は当時小学生だったのですが、光GENJIの影響でローラースケートがとても流行りました

「クリスマスにローラースケートを買ってもらった!」
「お年玉でローラースケートを買った!」

という友達も多かったです。

懐かしい80年代の邦楽曲5:雪國(1986年)

続いて紹介するのは、1986年(昭和61年)に発売し、ヒットした『雪國(ゆきぐに)』。

吉幾三(よし いくぞう)の代表曲です。

現在では演歌や歌謡曲がヒット曲になるのは稀ですよね。

しかし、1980年代半ば頃まではポップスやロックに混じって、演歌や歌謡曲もヒットしていたのです。

雪國がヒットするまで、実は吉幾三は『俺ら東京さ行ぐだ』などのコミカルな曲が有名でした。

雪國のヒットによって雪國が彼の代表曲になり、吉幾三は本格派の演歌歌手としても知られるようになったのです。

アサノヨウスケ
アサノヨウスケ

小学生だった当時の私は、志村けんのバラエティ番組などでのひょうきんな吉幾三しか知らなかったので、とても驚いたのを覚えています

懐かしい80年代の邦楽曲6:Romanticが止まらない(1985年)

Romantic(ロマンティック)が止まらない』は、1985年(昭和60年)にC-C-B(シー・シー・ビー)というバンドが発売した曲です。

Romanticが止まらないは、中山美穂の主演ドラマの主題歌にもなり、大ヒット。

C-C-Bの名前が知られるとともに、彼らの代表曲となったのです。

C-C-Bは髪をカラフルな色に染め、派手な衣装を着ていたので、見た目のインパクトがありました。

さらにドラマーがメインボーカルをとり、軽快にドラムを叩きながら歌うというスタイルはとてもめずらしく、カッコよかったのが印象に残っています。

懐かしい80年代の邦楽曲7:涙のリクエスト(1984年)

涙のリクエスト』は、1984年(昭和59年)に発売された、ザ・チェッカーズの曲です。

チェッカーズのデビュー曲「ギザギザハートの子守唄」もヒットしましたが、2枚目のシングル曲となった涙のリクエストも大ヒット。

チェッカーズの人気を不動のものにしました。

私は当時まだ小さかったのですが、よく耳にしていた曲だったので、意味もわからずにサビの部分を口ずさんでいました。

数年後、とんねるずのバラエティ番組にチェッカーズがよく出演するようになります。

私はこのとき初めて、涙のリクエストはチェッカーズの代表曲だということを知りました。

懐かしい80年代の邦楽曲8:め組のひと(1983年)

め組のひと』は、1983年(昭和58年)に発売されたラッツ&スター(旧名 シャネルズ)の曲で、代表曲です。

グループとしては10枚目のシングル曲ですが、グルー名をシャネルズからラッツ&スターに変更してからは最初のシングル曲となりました。

軽快な曲調とリズミカルな振り付けが印象的で、め組のひとは大ヒットしました。

アサノヨウスケ
アサノヨウスケ

当時の私は曲よりも先に、サングラスと黒塗りに統一された見た目が印象に残っています。

なお、2010年(平成22年)に倖田來未(こうだ くみ)がめ組のひとをカバーし、こちらも話題になりました。

そのため、め組のひとは若い世代にも知られている曲です。

懐かしい80年代の邦楽曲9:めだかの兄妹(1982年)

めだかの兄妹(きょうだい)』は、1982年(昭和57年)に発売されたわらべの曲です。

わらべは「欽ちゃん」こと萩本欽一(はぎもと きんいち)が司会を務めた人気番組『欽ちゃんのどこまでやるの(欽どこ)』から誕生した女性3人組のグループ。

めだかの兄妹の曲も、この番組の企画でした。

当時、欽どこは幅広い世代が見ていた人気番組。

幼かった私もこの番組が好きで、毎回楽しみに見ていました。

そんな人気番組から誕生しためだかの兄妹は、大ヒットします。

しかも、童謡のように子供でも覚えやすく歌いやすいので、子供たちからも人気がありました。

当時の私も、口ずさんでいたのをよく覚えています。

アサノヨウスケ
アサノヨウスケ

私が親にせがんで初めて買ってもらったレコードは、このめだかの兄妹でした

懐かしい80年代の邦楽曲10:北酒場(1982年)

最後に紹介するのは、1982年(昭和57年)に発売された演歌歌手・細川たかしの代表曲『北酒場(きたさかば)』。

細川たかしといえば、今では大物演歌歌手として有名ですよね。

彼は1975年(昭和50年)に「心のこり」で歌手デビューし、ヒット曲となりました。

しかし、その後は長く不遇の時代が続いていたんです。

その後、北酒場のヒットにより、ふたたび演歌・歌謡曲の歌手として注目されるようになりました。

実は、先に紹介した「めだかの兄妹」と同じく、北酒場のヒットも「欽どこ」がきっかけなんです。

当時、細川たかしは欽どこに出演していたので、北酒場を番組内で歌いました。

北酒場は歌謡曲ですが、とても軽快で明るいメロディの曲。

そのため、幼い私でも口ずさみやすく、「北〜の〜酒場通りには〜」と意味も理解しないで歌っていました。

子供でも歌えるようなメロディだったのでヒットしたのかもしれませんね。

80年代の邦楽は今よりもバラエティーに富んだヒット曲が特徴

現在の邦楽チャートでは、ロックやポップスなどがヒットの中心ですよね。

1980年代は、ロックやポップスに混じって、演歌や歌謡曲もヒットしていた時代でした。

80年代の最後は時代が昭和から平成に移り変わった時期。

日本ではバンドブームが起こりました

時代が変わるとともに、人気の曲もロックやポップスに移り変わったんですね。

若い歌手によるカバーやテレビ番組・CMでの起用などで、80年代の人気曲を聴くことも増えてきました。

それをきっかけに、80年代の曲を聴いてみてはいかがでしょうか。

新たな発見があるかもしれません。

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アサノ

アサノ

昭和50年代生まれで「ビックリマン」「ネクロスの要塞」「めざせまるきん」がはやった世代。好奇心旺盛でフラッと出かけて地域の文化を探るのが好き。特に名物・銘菓・名産などに興味があり、裏側のストーリーをいろいろ調べたりする。ほかにもノスタルジックな建物や古い町並を散策したり写真撮影したりするのも好き。
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