30代から40代の人が
「昔ハマったことのあるもの」
で話をすれば、好きな駄菓子と同じくらいファミリーコンピューター(以下、ファミコン)の好きなソフトの話になるのではないでしょうか?
一見共通点が無さそうな相手でも、同じソフトが好きだったと分かると一気に距離が縮まることも。
本記事では、そんな昔ハマった懐かしいレトロゲームをご紹介します。
やりこんで腕に自信のあるゲームソフトや「そう言えばあったな…」なんて、記憶の片隅にあるゲームソフトまで。
最後まで記事を読んでいただけると、少しだけ懐かしい気持ちに慣れると共に、あの頃のアツい気持ちを取り戻せるかもしれません。
- 懐かしいレトロゲームNo.1:ドラゴンクエストII
- 懐かしいレトロゲームNo.2:星のカービィ 夢の泉の物語
- 懐かしいレトロゲームNo.3:スーパーマリオブラザーズ3
- 懐かしいレトロゲームNo.4:くにおくんの時代劇だよ 全員集合!
- 懐かしいレトロゲームNo.5:悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん
- 懐かしいレトロゲームNo.6:SDガンダムワールド ガチャポン戦士2 カプセル戦記
- 懐かしいレトロゲームNo.7:ロックマン
- 懐かしいレトロゲームNo.8:ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城
- 懐かしいレトロゲームNo.9:ワギャンランド
- 懐かしいレトロゲームNo.10:MOTHER
- 今プレイするから楽しいレトロゲーム
懐かしいレトロゲームNo.1:ドラゴンクエストII
前作の大ヒットを受け、満を持して発売され、そしてこれも大ヒットを記録した名作中の名作。
ストーリーやグラフィックなど、素晴らしい部分を上げればキリがありません。
あえて、ドラゴンクエストIIをご紹介するのは、シリーズ有数の難易度を誇るからです。
戦士一人で冒険するかのような辛い序盤。
登場するモンスターが全体的に強力。
ドラゴンクエスト至上、最難関ともいわれるロンダルキアの洞窟。
ドラゴンクエストIIの話をすると、楽しい話より辛い話が多くなってしまいます…。
そして、バックアップ機能が無かったので、ひらがなを使ったパスワード式のセーブが悲劇を生みます・・・。
必死にメモしたパスワードが違った絶望感は、当時の誰もが一度は味わったものです・・・
特に子供の時に字が汚いと「ぺ・べ」や「あ・お」の違いが後からわからず、心折れた人もいるのではないでしょうか。
懐かしいレトロゲームNo.2:星のカービィ 夢の泉の物語
今なお高い人気を誇るカービィのファミコン唯一のソフト。
発売が1993年と、ファミコン後期のためグラフィックや音楽も、高い水準で作り込まれています。
カービィといえば、吸い込んだをコピーする能力が有名ですが、実はこのソフトから登場したシステム。
攻撃してくる敵を吸い込んで、飲み込めば相手の能力がカービィのものに。
剣やビーム、ハンマーや爆弾、バックドロップやUFOなど、個性豊かなコピー能力は、何度プレイしても飽きずに楽しめます。
また、各ステージも短めに作られているので、手軽に楽しめるのも嬉しいところ。
可愛いグラフィック、しっかり作られたアクション、無限に遊べるコピー能力の数々。
星のカービィ 夢の泉の物語はファミコンの良いところがぎゅっと入った名作ソフトです。
懐かしいレトロゲームNo.3:スーパーマリオブラザーズ3
ファミコンを持っている家庭なら誰もが持っていたマリオシリーズの第3弾。
多彩なアクション、個性的なのステージの数々、どれも特徴的な変身マリオ。
本当にこれがファミコンか、と言うほど圧倒的なボリュームのゲームです。
スーパーマリオブラザーズでは、巨大化以外に火の玉を投げるファイヤーマリオに変身できましたが、今回はそれ以外にカエル・たぬき・ハンマーブロス・しっぽ・長靴・など、様々な姿にマリオが変身します。
たとえば、カエルは水中で自由に泳げたり、たぬきは空を飛べたり、ハンマーブロスは文字通り、ハンマーを投げられるようになります。
そして、それらの変身マリオの個性を生かすような多彩なステージの数々。
砂漠・海・雪原・空・土管など、それぞれ全く違ったステージが楽しめます。
ぜひ、色々なマリオで色々なステージを駆け抜けてみてください。
コントローラー越しにマリオの動きが伝わってくるような、極上のアクションが楽しめます。
懐かしいレトロゲームNo.4:くにおくんの時代劇だよ 全員集合!
3頭身のキャラが「ぱんち」や「きっく」で敵を吹き飛ばすのが気持ち良いアクションゲーム。
敵の必殺技を覚えられる、日本各地の特徴ある地形を舞台に戦う、自分の成長する能力値を選べる、など時代を先取りしたゲームシステムが特徴的です。
前作「熱血物語」から内容が大幅にボリュームアップし、バックアップ機能付きなので、長く遊べるソフトになっています。
新しいゲームで例えるなら「龍が如く」のように、道に落ちている道具や必殺技を使って、敵をなぎ倒して進んでいくのは今プレイしても爽快感があります。
大八車で敵をひくとペシャンコになる、自分自身が魚雷になって飛んでいく、そんな無茶苦茶な内容も味わい深いゲームです。
懐かしいレトロゲームNo.5:悪魔城すぺしゃる ぼくドラキュラくん
ファミコン後期に発売された、ドラキュラの少年が主人公のアクションゲーム。
ドラキュラというと、暗く重いストーリーを連想するかもしれませんが、このゲームはポップな色使いとシンプルなストーリーで明るく楽しめます。
特徴は快適なアクションと、ステージをクリアする毎に増えるドラキュラくんの攻撃手段。
アクションゲームはジャンプなどの行動にストレスを感じると苦行になりますがこの作品は、ジャンプや横移動など適度なスピードで快適に遊べます。
また、ドラキュラくんの攻撃手段はチャージショット・ホーミング・冷凍弾などの他に、コウモリに変身したり天井に張り付いて移動したりできるので、同じステージでも全く違う方法で攻略できます。
クリアしている毎に、ボーナスゲームの司会者のコスチュームが変わるなど、小さな遊び心があふれるゲームです。
懐かしいレトロゲームNo.6:SDガンダムワールド ガチャポン戦士2 カプセル戦記
ガンダム好きのファミコンプレーヤーの心を鷲づかみにしたアクションシミュレーション。
プレーヤーは文字通り、SDガンダムを率いる軍団の指揮官となり、相手のガチャベース(首都)を占領するのが目的です。
(自分が軍隊の指揮官だったら…。いやガンダムのパイロットだったら…。)
そんな矛盾する夢を、絶妙なバランスで叶えてくれるのが、このカプセル戦記です。
自分の好きな機体だけで戦うもよし、勝ちにこだわって強い機体だけで戦うもよし。
SDガンダムが主役のコミカルな世界で、自分なりの戦いが繰り広げられます。
登場する機体も、大量生産ができるザクやナギナタが強すぎるゲルググ、変形して小さくなると手に負えなくなるバウンド・ドッグなど個性的な味つけがされています。
ガンダム好きな人は、一度プレイして損はないゲームです。
懐かしいレトロゲームNo.7:ロックマン
今でも新作が発売されているアクションゲーム、ロックマンシリーズの第1弾。
主人公のロックマンを使ってステージを進んでいき、最後に待ち構えるボスを倒すのが目的です。
最初はロックバスターと言われる武器しか持っていませんが、ボスを倒すことで相手の武器を使えるようになるのが特徴。
複数いるボスには相性があり、ロックバスターではかすり傷だったのに、特定の武器を使えば大ダメージを与えられ、一気に形勢逆転できます。
飛び道具を使い、撃ち合いながら進んでいくアクションは爽快感がある反面、落ちれば一発退場のトラップもあり、緊張感があります。
この爽快感と緊張感のバランスは第1弾で完成されているので、今手にしてもしっかり遊べます。
懐かしいレトロゲームNo.8:ワイワイワールド2 SOS!!パセリ城
コナミの人気キャラクターに変身しながらステージをクリアしていくアクションゲームです。
前作が全体的にシリアスかつ難易度が高かったことから一転、コミカルな雰囲気で難易度も低めになっています。
コナミのオールスター感謝祭のような作品で、ステージごとに「ツインビー」や「ゴエモン」や「グラディウス」などに寄せた作りになっています。
アクションだけではなく、当時のコナミが得意としていたシューティングゲームになるステージもあり、飽きずに何度も楽しめるのも特徴。
ファミコンのソフト全体から見ても丁寧に作られており、なおかつ難易度も低めで二人同時に遊べるので、気軽にプレイできるソフトです。
懐かしいレトロゲームNo.9:ワギャンランド
恐竜のような姿のワギャンが、声で敵をしびれさせながらステージを進んでいくアクションゲーム。
ステージの最後はボスとの対決となり、神経衰弱やしりとりで勝負します。
アクション部分は高低差のあるマップをジャンプなどで敵を避けつつ、ゴールを目指すオーソドックスな作り。
丁寧に作り込まれており、独特のジャンプも含めてストレスなく遊べます。
そしてボスとの対決では、神経衰弱はパターンを覚えれば楽に勝てますが、しりとりは一筋縄ではいきません。
イラストが描かれたパネルを交互に選んでいくのですが、イラストには複数の読み方が設定されています。
例えば赤い靴のイラストには「くつ・うんどうぐつ・すにーかー・ばっしゅ(バスケットシューズ)」と、4種類の読み方が設定されます。
上手く使うことでボスを追い込むことができますが、反対に意味を知らないと手詰まりになってしまいます。
前情報なしでプレイすると、大人でも頭を悩ませながらプレイですることになります。
懐かしいレトロゲームNo.10:MOTHER
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーとは違い、現代のアメリカが舞台のロールプレイングゲーム。
主人公も伝説の勇者ではなく、普通の家に住む男の子です。
ゲームデザインをコピーライターの糸井重里氏がされているので、登場人物の意味深なセリフや、ラスボスとの意外すぎる戦い方など、個性的な世界観を誇っています。
伝説の剣ではなくバットやフライパンで戦う。
飛行船ではなく、駅に行って電車で街を移動する。
お金は戦闘のあと、お父さんがATMに振り込んでくれるのでキャッシュカードで引き出す。
剣と魔法とドラゴンが存在しない、超現実的ロールプレイングゲームは、今でも新鮮な気持ちでプレイすることができます。
今プレイするから楽しいレトロゲーム
今の時代のゲームソフトと比較すると、当然グラフィックや音楽など粗(あら)が目立つ部分があります。
しかし、それでもシステムやアクションなど基本的なところは、今でもしっかりと通用します。
たまにはレトロゲームを実際にプレイして、裏技や攻略法を思い出してみてください。
そこには単純な昔話という以上に、子供の時の記憶や友達と遊んだ懐かしい思い出が詰まっています。
レトロゲームをプレイすれば、そんな懐かしい記憶を思い出させてくれるきっかけも、与えてくれるかもしれません。
箱根ヶ崎
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