駄菓子の箱買い~タブーとロマンス~

駄菓子紹介

「駄菓子の箱買い」

この行いは駄菓子界ではタブーとされ固く禁じられている。

子どもだけでなく、大人も童心に帰り、あの頃と同じ純粋無垢な気持ちで駄菓子を味わえる駄菓子屋さんにおいて、財力に物言わせた「箱買い」ならぬ「大人買い」などしていいはずがない。

筆者も最寄りの駄菓子屋さんで子どもたちがなけなしのお小遣いを手に、駄菓子を必死に選ぶ姿を後目に、偉大なる諭吉公を召喚し、店中の駄菓子を買い占める勢いで爆買いをしたことがある。

あの残虐な侵略者を目の前にしたかのような子どもたちの表情が忘れられない。

残ったのは絶望感、虚無感と床一面の上手い棒。

限られた予算の中で如何に最大の効用を生むか。駄菓子選びは経済学にも通ずるところがあり、これこそ駄菓子の最高の楽しみ方だ。

しかし、駄菓子にはその禁忌を犯してしまう程の強烈な魅力がある。

子どもから大人へ成長し、日々死に物狂いで働いているのは、

「子どものころは手に入らなかった駄菓子を好きなだけ貪り尽くすため」

であることにある日気付くのだ。

駄菓子の箱買いなど本来はしてはならない。でも・・・・

今回は、箱買いするに相応しい駄菓子をご紹介していく。

ただ誓ってほしい。

この行いを決して駄菓子屋さんではしないと。

 

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1.おやつカルパス

一つ食べたらあなたはもう後戻りできない。意識を取り戻したら箱はもぬけの殻。

最も箱買いするに相応しい駄菓子と言える。

カテゴリーは駄菓子だが酒のおつまみとしても高い評価を得ているので、宅飲みの際は一箱買っていくと皆から喜ばれる。

気になるあの子との距離もグッと縮まるだろう。

2.チーズおやつ

老若男女に愛される「チーズ」が中指サイズの駄菓子になって登場。

カルシウムも満点だから、骨を強くしたい小さなお子さんを持つお母様方は、ぜひ大量に箱買いしておくことをおすすめする。

3.クッピーラムネ

どこか昔懐かしい味がするのは、ほかのラムネよりも甘みがより強いからだろうか。(筆者感想)

一粒一粒大事に食べるのも良いが、錠剤のように一気に口内に放り込むツワモノもたまに見かける。

小学校の遠足なんかに持っていくと好きなあの子とお菓子の交換こができちゃったりする。

 

箱買いしてたくさん持っていこう。

4.オリオンの詰め合わせお菓子箱

「駄菓子の宝石箱やぁあ~!!」

失敬。取り戻した。

ココアシガレットやミニコーラなど、皆さんが「駄菓子」と聞いて思い浮かべるであろう数々の名作を世に送り出した駄菓子会の重鎮・オリオン株式会社様の駄菓子たちが一つの箱に大集結。

一箱買って友達に見せつければ、学校だけでなく県外にまで君の名が轟くだろう。

5.フルーツ糸引き飴

常に一個や二個はポケットに忍ばせておきたいキャンディ界の代表的存在。

この色彩豊かな駄菓子は非常にインスタ映えするので、イマドキ女子大生はぜひ箱買いしてガンガンインスタにアップしよう。

フォロワーが増えるぞ!

6.ブラックサンダー

皆さんご存知「一目で義理とわかるチョコ」でおなじみのブラックサンダー。

チョコはエネルギーの塊なので、箱買いして残業している会社の皆に差し入れすれば、モリモリ元気を取り戻すだろう。

7.あんずボー

果実の甘みを堪能できる駄菓子。

甘みとほのかな酸味のバランスが絶妙なので、甘いものばかりで舌がマヒしたときに食べてみよう。

 

冒頭で駄菓子の箱買いは散々タブーだと言っていたくせに、箱買いの魅力を熱く語ってしまって何だか恥ずかしい。

しかし子どものころは欲しくても手に入らなかったものを好きなだけ堪能できるのは大人の醍醐味。

駄菓子を愛してくれている気持ちに免じて、箱買いは許そう。

ただ駄菓子屋さんでは一つひとつの駄菓子を味わいながら買ってほしい。

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今野 隆吾

今野 隆吾

株式会社アナザーパス取締役兼全国駄菓子屋巡り編集長。 ちなみに”コンノ”じゃなくて”イマノ”。 駄菓子との本格的なお付き合いは大人になってから。 散歩とタピオカ(特に黒糖)が好き。 最近は写真撮影と動画制作がすごく楽しい。 使用機材はSony α7iiiとDJI Osmo Pocket。
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